当館は、旧奥籐銀行を修景整備し、坂越のまち並み景観創造のための活動拠点として また来訪者が気軽に利用できる中心的施設として活用を図るための「館」です。
開館時間:午前10時~午後4時
休 館 日:毎週火曜日 (祝日と重なった場合は翌日)
年末年始 (12月18日~1月4日)
入 館 料:無料
慶長6年(1601年)以来の酒造りのほか、大庄屋をつとめ廻船業で産をなした奥籐家の一角に建てられた郷土館である。 酒造用具をはじめ、赤穂塩や諸園の産物を廻漕した廻船関係資料のほか、漁具等の郷土資料を展示している。
電話07914-8-8005(要予約)
場所は大避神社の隣にあり、散歩がてら参拝し、一時の涼をとるにも最適な場所です。ここからは、坂越の町並みや、国の天然記念物「生島樹林」が見渡せる展望公園となっています。 広場には、展望台はもちろん、トイレ、休憩場も完備されており、バトミントンができるくらいのスペースがあり、ここから眺める古い瓦屋根を見ていると故郷にかえったような気分になれ、また、海を見ていると、なお心が安らぐ。ここは気分転換にもってこいのスポットになるでしょう。
旧坂越浦会所は、行政や商業などの事務をとるための村会所として天保2年(1831)に建築されました。また、会所であると同時に、赤穂藩の茶屋としての役割も持っており、2階に藩主専用の部屋「観海桜」が設けられているのが特徴です。 坂越港の周辺は景観形成地区に指定されており、廻船業で栄えた港町として情緒あるまちなみが形成されています。この平入の多いまちなみにあって、旧坂越浦会所の入母屋屋根は奥藤家とともに独特な雰囲気を醸し出しています。
坂越の町の目と花の先に浮かぶ周囲わずか1.64キロの小島で、古来より大避神社の神地として人の入ることを禁じていたので、樹相が原始のままの状態を保っており、国の天然記念物に指定されています。また、樹林の奥には蘇我氏に追われてこの地に入り、西播磨を拓いた、奏河勝の墓と伝えられる円墳もあります。